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  1. 大和高田市議会 2021-03-01
    令和3年3月定例会(第2号) 本文


    取得元: 大和高田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-05
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1            午前10時開議 ◯議長(西村元秀君) ただいまより、令和3年3月大和高田市議会定例会を再開いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 2 ◯議長(西村元秀君) これより、本日の会議を開きます。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 日程第1 施政方針に対する代表質問 3 ◯議長(西村元秀君) それでは、日程に入ります。  日程第1、施政方針に対する代表質問を行います。  質問時間につきましては、各党、各会派ともそれぞれ1時間30分に制限いたします。  まず最初に、創生高田の発言を許します。9番南幾一郎議員。            〔9番(南幾一郎君)登壇〕 4 ◯9番(南幾一郎君) 議長のお許しを得まして、創生高田、南幾一郎が施政方針に対する代表質問をさせていただきます。  さて、堀内市長におかれましては任期4年の折り返しとなりました。組織変更をはじめとして従来にはなかった新しい取組も登場しておりますところは、大いに期待するところであります。特に今年度は、コロナで始まりコロナで終わるという陰鬱な一年となりました。7月の新庁舎への移転を機に気分も一新し、より積極的な行政運営を期待いたします。  それでは、質問いたします。  まず、組織についてお伺いします。  昨年9月の定例会で承認されていますが、新年度の来月から新組織となります。改編事項として、改革推進局を未来まちづくり局に、財務部が総務部となり、契約監理を担当すること、市民部が市民生活部となり市民衛生課を、部が1つ増え、地域振興部が振興施策を担当すること、福祉部の子育て支援室などが挙げられます。  この組織改編の中でどのような人員配置で臨まれるのか、施策として強調されるのはどのような部分なのか、組織改編に込めた考えをお伺いいたします。  財政問題についてお伺いします。  コロナで減収のあおりを受けて、市税収入が3億5,900万円の減額で予算化されています。予算上は普通交付税、特別交付税合計で3億2,000万円、臨時財政対策債で3億6,600万円の増額を見込み、それらの穴埋めのような印象を受けます。本来は、市税収入の減額となる部分の75%については交付税として補填されることになりますが、それ以上の歳入見込みではないのでしょうか。年度内に新たに必要となる事業や施策に補正予算を編成することができないほど当初予算が硬直化しているという懸念はないのでしょうか。  公共施設マネジメントについてお伺いします。
     新庁舎については令和3年4月完成、市債は合計約40億円となり、庁舎整備基金は令和3年度末に9億円程度が残り、それを減債基金とする計画だとお伺いしております。今後の公共施設の大きな建て替えは、クリーンセンターの中継施設23億3,000万円、リサイクル施設が28億8,000万円、総合体育館が現地建て替えで69億1,000万円、移転で51億9,000万円、市立病院が現地建て替えで東棟を含めると173億3,000万円、移転で128億円という試算になっています。さらに中央公民館、図書館、さくら荘など、老朽化している建物は多くあります。  今後の人口減、予算減が見通しとされる中で、これらの公共施設の大型事業が問題なく整備できるのか、その根拠をお伺いします。  クリーンセンターについてお伺いします。  本年度より中継施設の建設業者を選定することになります。それの完成が令和6年3月で総額23億3,000万円、リサイクル施設はさらに完成が令和10年3月で28億8,000万円と見込まれています。  来年度は1年でどこまで計画が進むのか。また、天理市への焼却場移転によって業務内容も多くが変更されることになります。今後、どのような組織改編が必要となるのでしょうか。  本市の土地利用についてお伺いします。  産業用地創出支援業務629万2,000円、都市計画マスタープラン策定業務として564万9,000円の予算が上程されています。今後の本市の有効的な土地活用について、どのような展望を持っているのでしょうか。  介護保険料についてお伺いします。  来年度より介護保険料が改定されて、5,960円から6,300円へと改定する予算案及び条例案が上程されています。予算ベースでは総務費、給付共に減額となっており、特にコロナの影響などで市民生活が大変な中で、本当に値上げは必要なのでしょうか。  水道料金についてお伺いします。  今回、一般家庭で約5%程度の料金を値下げする予算案及び条例案を上程されています。市民にとっても値下げはありがたいことではありますが、これまで水道料金は現状維持し、老朽管の入替えなど改修に必要だと説明されてきましたが、なぜ突然変わったのでしょうか。  以上で代表質問とさせていただきます。 5 ◯議長(西村元秀君) 堀内市長。            〔市長(堀内大造君)登壇〕 6 ◯市長(堀内大造君) 9番南議員の質問にお答え申し上げます。  最初に、組織についてであります。  強調する施策とこれに伴う改正点を3点ほどに絞ってお答えさせていただきます。  まず1点目として、人口減少社会に対応し、持続可能な地域社会を実現していくため、これまでの改革推進局に替えて未来まちづくり局を設置いたします。同局につきましては、シビックコア周辺地区まちづくりや、今回予算計上させていただいております産業用地創出支援業務の推進等、本市の未来まちづくりに向けた施策に取り組む組織としてまいりたいと考えております。  2点目として、地域活性化の総合的な推進を目指して、地域振興部を設置いたします。同部につきましては、教育委員会からスポーツ及び文化に関する事務を移管し、それらと市民活動や産業振興分野の施策との連携を図るとともに、さらなる地域の活性化に取り組んでまいります。  最後に、3点目として、市民の皆様の利便性向上を図るとともに、一層効果的な子育て施策の展開を目指して、福祉部内に子育て支援室を設置いたします。同室の設置は、重要施策の1つである「若者世代・子育て世代が住みよいまちづくり」の実現に向けた取組の一環として進めてまいります。  併せておただしの具体的な人員配置につきましては、現在、担当部局において検討を続けているところでございます。限られた人員の中ではありますが、新しい組織が施策の推進に向けて効果的に機能していくよう、適切な配置に努めてまいりたいと考えております。  次に、財政問題についてであります。  令和3年度は、新型コロナウイルス感染症の影響により市税収入の大幅な減収が見込まれる極めて厳しい財政状況の中での予算編成となりました。しかしながら、国の地方財政対策において、デジタル化の推進、防災・減災対策等に係る歳出の増加を踏まえ、地方の一般財源総額について前年度を上回る額が確保され、また地方交付税総額についても前年度を上回り、近年最高額である平成24年度と同水準を確保されたことにより、本市においても市税の減収分を上回る一般財源総額の確保を図ることができました。  当初予算が硬直化しているのではないかという点につきましては、本市の財政状況を考えますと、人件費をはじめ、扶助費や公債費といった義務的経費が増加傾向にあるため、経常収支比率が高い水準を推移しており、その傾向が今後も継続するものと認識しております。  今後の予算編成全般において、限られた財源をどのように有効に活用するかという点に十分留意し、より効率的な行政運営に努めてまいりたいと考えております。  次に、公共施設マネジメントについてであります。  今後の大型の公共施設整備に当たりましては、それぞれの施設整備の計画を進める中で、市民サービスの提供に必要となる施設規模を見極め、それに要する事業費を十分精査することが必要となってまいります。その上で、国・県補助金の確保に努めるとともに、財政支援の手厚い地方債を活用するなど、本市の財政負担を抑制しつつ、平準化を図りながら公共施設整備に取り組んでまいりたいと考えております。  また、今後の人口減少を踏まえ、老朽化した公共施設の更新においては、施設の集約化、複合化の視点での検討、より効率的、効果的な公共施設のマネジメントを進める必要があると考えております。  次に、クリーンセンターについてであります。  ごみの広域化に対応するため、ごみ中継施設を建設するに当たり、令和3年1月25日にごみ中継施設工事公募型プロポーザルの公告を行いました。6月末頃には優先交渉権者を決定し、仮契約締結後、9月議会において議決をいただけましたら、事業者と本契約を締結してまいりたいと考えております。  このごみ中継施設建設工事は設計と施工を一体とした契約であり、令和3年度の主な事業としましては実施設計となる予定であります。  今後のクリーンセンター施設整備については、令和3年度より建設工事を担当する課を新たに設け、対応してまいります。  また、令和7年5月に竣工を予定されている山辺・県北西部広域環境衛生組合広域処理施設が稼働しましたら、市の焼却炉を停止しますので、焼却炉の運転に従事する職員の配置転換を図ってまいりたいと考えております。  次に、本市の土地利用についてであります。  人口減少社会への対応やまちの活性を目指す上において、土地の有効利用は非常に重要な課題であると認識しております。  本市の土地利用の展望につきましては、まちづくりの指針の土地利用構想図に基づき、奈良県都市計画区域マスタープランにも即しながら、現在、都市計画課において、本市の20年後の姿をイメージし、今後10年間に目指すべき都市計画の方向性を示す大和高田市都市計画マスタープランとして取りまとめる途上であります。市民の方々等のご意見も頂戴しながら、現状の社会環境や今後の動向予測と産業用地創出支援業務の結果を反映し、今年度中の策定を目指してまいりたいと考えております。  次に、介護保険料についてであります。  介護保険料の算定については、介護保険法第129条第3項の規定により、3年毎に策定する介護保険事業計画において、3年間の事業量見込みである計画値を算出し、必要な保険料の算定を行うとされています。したがいまして、令和3年度予算の減少のみで第8期3年間の保険料を決定するものではなく、本市の高齢者人口や介護認定者数の推移などを基に、令和2年度の保険給付費決算見込額をベースとし、令和3年度から令和5年度の保険給付費の計画値を算出する必要がございます。  介護保険料の増額は、第8期計画期間の3年間の保険給付費の計画値が約195億円となり、第7期の約179億円と比較して約9%の増となったことが主な要因であります。  最後に、水道料金についてであります。  私は、市長就任当初から少しでも市民負担の軽減を図りたいとの思いから、水道料金の引下げを検討してまいりました。今年度、経営戦略を策定するに当たり、将来の水需要、老朽管等の改修に係る投資額、財政収支予測、料金の適正な設定等、様々な角度から精査を行い、何通りも試算を繰り返しました。その結果、老朽管更新事業等に係る投資額を長期的に見据え、効率的、計画的に事業の推進を図るとともに、料金を引き下げても将来にわたり安定したサービスを継続できるとの結論に至りましたので、料金改定の実施時期を令和3年度とするものであります。  料金改定後も、「安心して暮らせる快適のまちづくり」の実現に向け、施設や管路の更新を計画的に行いつつ、一層の経営改善と水道サービスの向上に努めてまいりたいと考えております。  以上、南議員のご質問にお答えさせていただきました。どうかご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 7 ◯議長(西村元秀君) 9番南幾一郎議員。 8 ◯9番(南幾一郎君) では、若干ではございますけれども、こちらの要望と質問を踏まえまして発言させていただきます。  まずは組織についてでございますけれども、子育て支援室、こちらのほうで、もう少し窓口利便の簡便化だけではなく、様々な障がいへの支援であるとか幼保一体、さらに、小学生、中学生、また高校生のひきこもりなど、人生にわたる支援をすることができないかということを、これは会派の要望としても挙げさせていただきましたけれども、子育て支援室についてはこういった機能をつけるのかどうか、お伺いしたいと思います。  財政問題については、おっしゃるとおりに、今おっしゃった一般財源がしっかり認められたということで、運営できるというお話ではございましたけれども、これはいずれにせよ借金予算、国としては赤字国債を発行していく見込みとなると思います。予算については、しっかりと精査した上で慎重にお使いいただきたいと思います。これは要望とさせていただきます。  公共施設マネジメントについては、今後、平準化、複合化、マネジメントしていくということでございますけれども、特に2045年の人口になりますと、これは試算のとおりに約3万人台になるといった中で、その人口に見合う公共施設がどうなのか、私たち大和高田市はどういった施設を持つべきなのかということも十分にご留意いただきたいと思います。  クリーンセンターについては、特にここは少し、もう1つ質問とさせていただきたいのですけれども、市町村によっては一般職員を最初、クリーンセンターに配属して業務を行うといったようなことをする市町村もあると聞いております。今後、こういった大きく業務内容が変わるときに、そういった施策、それを加味することはできるのか。要するにクリーンセンターについては、一般職員の方も大変な仕事だと、こういった市民サービスもあるのだということを理解していただくと同時に、クリーンセンターで恒久的な人員の欠乏ですね、要するになかなか採用できないということも含めて検討されてはいかがでしょうか。これは質問とさせていただきます。  本市の土地利用については、特に工場誘致というのは非常に難しいと。わざわざ予算を大きくかけて使えるのか、採算が合うのかどうかといったことが議論されております。その辺りは十分に加味していただきたいと思います。  介護保険料については3年ごとの人口動態を見てということでございますので、もちろんいろんな問題はありますけれども、今後、介護保険料国民健康保険料については十分に精査していただきたいと。また、これは予算委員会等でいろんな議論になるかと思いますので、よろしくお願いいたします。  あと、水道料金を下げていただくことについては、私はありがたいんです。ありがたいんですけれども、今の市長の説明を聞いておりますと、何も今年度じゃなくても、ずっとできたのじゃないかと、今年度だからこれができたというのではなくて、ずっとできてきたんじゃないかなと思いますが、その辺りは市長の考えはいかがでしょうか。  3つの質問です。まず組織における子育て支援室の在り方、次、クリーンセンターの運営についての一般職員の業務としての登用について、そして、最後に水道料金については、今おっしゃった説明ではなぜ突然今年だけできるとなったのかよく分からないので、この3つについてお伺いさせていただきます。 9 ◯議長(西村元秀君) 堀内市長。 10 ◯市長(堀内大造君) ただいまの再質問についてお答えします。  子育て支援室ですけども、いろんな子どもに対する相談等がございます。それを一本化、窓口を1つにすることによって、市民がワンストップで対応しやすいようにつくっております。その子どもに対しては、やはりいろいろな児童、子どもがいると思いますけども、そういった意味で、各関係機関が1つのチームになって対応することを目指しております。まずは令和3年度ですけども、新たに作業療法士を取り入れて、障がいを持った子ども等への支援に取り組んでまいりたいと思っております。  クリーンセンターへ一般職員等を配属できるのかですけども、他市町村でそういった動向も見られるとただいまお聞きしました。本市でも他市町村の動向を見ながら、検証を通じて、採用時、クリーンセンターに配属するかどうか、そういうのは今後また検討していきたいと思っております。  水道料金ですけども、なぜ突然この時期に変わったのかということですけども、先ほど私の答弁で言ったとおり、就任当初から水道料金の値下げを検討しておりました。初年度から検討しておりまして、1年間では水道料金値下げをすることが実現できませんでしたが、2年目に入り、またさらにコンサル等の判断や状況も考えながら精査したところ、できると判断したため、令和3年度に引き下げることになりました。  これは急に変わったのではなく、私が就任当初から考えており、最短で令和3年度になったということで、それを先延ばす考えもなく、できるだけ早く、市民に対して、大和高田市は水道料金が高いと言われていましたので、そういったところをやっぱり軽減させていきたいという私の思いで、一番最短で令和3年度に実現したものであります。  以上であります。 11 ◯議長(西村元秀君) 9番南幾一郎議員。 12 ◯9番(南幾一郎君) ありがとうございました。  1つずつ申し上げますと、まず、子育て支援室については、今様々な問題になります発達障がいですとか障がいの問題。どうしても縦割り行政の中で切れ目が生まれてしまうということも問題があります。これはすぐにできることではないと思いますけれども、縦割り行政を越えた、1人の子に対する一貫したチームで支援する施策、それが小学校、中学校、高校、また社会人となってひきこもりになったり、高校で不登校になったり、そういった問題にも対応できるようなワンストップの支援チームがあればいいのではないかということをまたご検討していただけたらと思います。  そして、もう1つはクリーンセンターの一般職員なんですけれども、いろんな業務があります。そういった中で、そういった業務を一般職員も出向させてやらせる、やってもらうということに関しては、いい効果を生むんじゃないかと思います。特にこういったことは、なかなか通常の業務の中での流れを一気に変えるというのは非常に難しいんですけれども、こういった今後非常に業務が変わっていくだろうといった中で十分に検討していただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。  水道料金については、これは私としても、会派としても十分に歓迎しております。もっと引いてくれたらいいんじゃないかという意見もあるんですけど、実際には10%も引いてしまうと利益が全部飛んでしまうといったことになると、さすがにこれはちょっと難しいのかなと。  私がいつも思いますのは、要するに、ちょっと極端な言い方をすると朝令暮改でもいいので、今やっている施策が正しいのかどうか、今の検証がいいのかどうかということは常に見直していただいて、そして最良の結果を常に検討し、施策として実行していただきたいと。水道料金の改定などはそういった中で私たちは十分評価できると考えておりますので、今後も積極的な行政運営を期待して私の質問とさせていただきます。ありがとうございました。 13 ◯議長(西村元秀君) 次に、絆の発言を許します。14番仲本博文議員。            〔14番(仲本博文君)登壇〕 14 ◯14番(仲本博文君) 議長のお許しを得ましたので、絆を代表いたしまして、仲本博文が堀内市長の令和3年度の施政方針について通告どおり質問いたします。  初めに、昨年、年初めから世界規模で拡大している新型コロナウイルスについて質問いたします。  これからワクチン接種が始まっていく中、体制を速やかに整備するとありますが、接種時期、申込みの仕方、接種場所、接種を受ける順番を具体的に説明してください。  次に、犯罪被害者等の支援について質問いたします。  ハード面、ソフト面も考慮して、すばらしい条例であることはよく分かります。中身は当然、被害者の救済のことが主に書かれております。当然、一番大事なことはよく分かっております。そこで私が気になったのは、罪を犯した本人は仕方がないとしても、その家族も同じように見られることが多々あります。そうなれば、やむを得ずその地域から離れなければならないことになるわけです。  そこで質問なのですが、加害者側の家族に対しての支援はどのように考えておられるのでしょうか。また、刑を終えた出所者の社会復帰支援は考えておられるのでしょうか。  次に、JFAキッズプログラムについて質問します。  予算では19万8,000円とありますが、これで幼児向けのサッカー教室ができるのか不安になります。内容を具体的に説明してください。  次に、若者居場所づくり「ヒサかた」についてお聞きします。  本年度で3年目と聞いておりますが、2年間の支援の内容と成果の説明をお願いいたします。  次に、子育て支援室についてですが、この改革はすばらしい改革だと評価しております。その中の障がい児保育事業についてお聞きします。  小中学校になると障がいのある生徒は支援学級クラスになり、一人一人に合わせた療育をしております。少しでも早くから療育をすることで自立できる率が高いことは、皆さんご存じだと思います。  そこで質問ですが、今考えておられる障がい児保育とはどのような保育のことを考えておられるのか、お聞かせください。  次に、一般不妊治療・不育症治療助成制度についてお聞きします。  この制度も、少子化の中、また人口減少の中、必要な制度と評価するところです。この制度をうまく周知することで本市に移住してくれる人も増えると思うのですが、どのような周知の仕方を考えておられるのか、お聞かせください。  次に、地域共生社会の実現に向けて、組織体制の整備についてお聞きします。  新庁舎に向けての組織体制のことだと思いますが、子ども、障がい者、高齢者、生活困窮者を一度となればハードルが高いように思います。絵に描いた餅にならないようにするためにどのような整備を考えておられるのか、お聞かせください。  次に、生活保護給付事業についてお聞きします。  本市の保護事業は、課長をはじめ、職員一丸となって手厚く丁寧にしているのはよく知っております。  そこで最近よく聞くのが、住宅の持ち主に連絡もせず退去し、家財を大量に置いて出てしまうことをよく耳にします。被保護者に対しては大変手厚くしているのはよく分かっておりますが、市役所に連絡もせず本人がいなくなった場合、住宅の持ち主から相談があった場合の対処はどのようにしておられるのか、お聞かせください。  次に、観光振興についてお聞きします。  本市の自慢できる観光名所は千本桜が約2週間、奥田の蓮取り行事が1日、蓮の花の鑑賞に10日ぐらい、これでは多く見ても1か月ぐらいでしょう。施政方針にも書かれているように、観光客が少ないのは当然のことです。本市に来ていただける機会を増やすには、一年を通して観光できること、観光できるところをつくることだと思います。  そこで質問ですが、本市には国の重要文化財が幾つかあると思いますが、宣伝、アピールはしないのでしょうか。それと、来てくれない原因はほかにもあるのか、調査していたら結果を教えてください。  次に、「きぼう号」についてお聞きします。  車両が古くなってきたので低床タイプに入替えを実施するようにとありますが、本市の道路は狭隘なところが多く、バスが通ることで混雑することがあります。今の入替えで小型車両に替えて様子を見てはと思うのですが、本市の考えをお聞かせください。  次に、空き家対策についてお聞きします。  空き家は全国的に大変な問題だと認識しております。古くから栄えた場所が特に多く、町なかを歩きますとたくさんの空き家が目に入ってきます。植木も茂って道にかぶさっているところや、猫のすみかになっているところもあります。  平成30年に空き家調査について予算をつけております。また、空き家に対して5年間業務をしていると聞いておりますが、今までの成果を教えてください。  そこで私からの提案なのですが、空き家を減らすには、行政だけが関わるのではなく、民間の力も借りる必要があると思いますが、本市の考えをお聞かせください。  次に、公営住宅についてお聞きします。  本市の住宅は古い住宅がたくさんあり、駐車場も確保できず、住宅内道路に車を止めているため、火事になっても消防車も入れないのが現状です。長寿命化も必要だと思いますが、今は車社会なので、駐車場の確保も必要だと思います。  そこで質問なのですが、建て替えも検討とありますが、建て替えの基準や順番は決めているのでしょうか。また、建て替えを目的として明示をした吉井住宅の建て替え計画の進捗状況をお示しください。
     次に、効率的な行政運営の推進についてを聞きます。  菅総理に代わって、デジタル化に力を入れております。本市におきましても、新庁舎の移転に向けて、今までのペーパー書類の整理に大変ご苦労されておられることだと思います。デジタル化が進めば、重い荷物を運ぶこともなくなり、場所も取らず、整理が簡単にできるようになることでしょう。  デジタル化が進む中、市民に一番身近なマイナンバーカードですが、本市の普及人数は何人ぐらいになっているのかお聞かせください。それと、今はいろいろなアプリと提携して情報システムをつくっている自治体もありますが、本市の今後の考えをお聞かせください。  最後になりますが、これからデジタル化が進む中、市民にどのように周知していくのかお聞かせください。  以上で、壇上での質問を終わります。ご答弁よろしくお願いいたします。 15 ◯議長(西村元秀君) 堀内市長。            〔市長(堀内大造君)登壇〕 16 ◯市長(堀内大造君) 14番仲本議員の質問にお答え申し上げます。  最初に、新型コロナウイルスワクチンの接種についてであります。  本市では、現在、新型コロナウイルス予防接種事業推進班を全庁的に整備し、準備を進めているところであります。  個人通知には、予防接種券と接種方法や予約方法を書いた案内を同封いたします。集団接種をご希望の場合は、お手元に通知が届きましたら専用電話にご連絡いただくか、インターネットやスマホから専用サイトを通して予約をしていただく予定となっております。2回分の接種日時と場所を事前に予約していただき、直接摂取会場に行っていただくことになっております。  医療機関での個別接種については現在医師会と調整中でありますが、インフルエンザの予防接種と同様に、直接かかりつけ医等に予約していただく予定となっております。  また、介護施設等の入所者や入院中の方への接種については、医師会と協議し、嘱託医や施設のご意向に配慮して実施する予定としております。  なお、接種の優先順位につきましては、まず高齢者から始め、次に基礎疾患のある方、介護従事者、そして一般の方々となります。  次に、犯罪被害者等の支援についてであります。  刑を終えて出所した人に対する差別は根強く、強い更生意欲があっても社会復帰が阻まれることが多いことや、その家族に対しても、周囲の興味本位な偏見等にさらされ、社会生活を営むことができなくなる厳しい状況も見受けられます。そのような差別をなくすため、本市では各種人権啓発活動、人権擁護委員による相談事業により、誰もが安心して安全に暮らせる社会づくりに取り組んでいるところであります。  また、犯罪者の家族や刑を終えられた出所者への支援といたしましては、保護司や更生保護女性会による相談事業、生活保護や就労支援による経済的支援を行うなど、今後もしっかりと支援してまいりたいと考えております。  次に、JFAキッズプログラムについてであります。  本事業は、幼児の健全育成を目指し、いろいろな運動や遊び、鬼ごっこを取り入れ、体力、運動能力の向上と、心身共に健康な幼児の育成に主眼を置いたプログラムで、主として5歳児クラスを対象としており、年8回、1回約40分程度の開催で、その料金は定額制となっております。  安心できる環境の中で、園庭で伸び伸びと体を動かし、友達と一緒に活動する中でコミュニケーション能力も培っていくことができ、サッカーを通してボールを操作する動きを身につけることは、将来、小学校の体育の授業で学習する「体づくり運動」領域にもつながるものと考えております。  次に、若者の居場所づくり事業についてであります。  本市では、毎週土曜日の9時から12時まで、若者の居場所「ヒサかた」を運営しています。対象は市内在住の16歳から40歳未満の若者とし、1回当たりおおむね7名程度の若者が集い、趣味の話をしたり、お菓子を食べたりして交流しています。また、毎月第3金曜日には「ヒサ会」を開催して、これまでの活動の振り返りや今後の活動の計画を立てるなどしています。  このように若者自身が活動について立案するなどして運営に参画することで、若者自身の所属感や達成感を高めながら、自立に向けた緩やかな一歩を踏み出せるように工夫しています。支援員は、若者の様子を見守りながら、若者同士の交流が円滑になるようサポートしています。  これまでの事業として、主に若者同士の活動により、若者が家から外に出るきっかけづくりを目指してまいりました。その結果、定期的に「ヒサかた」に通えるようになり、就労に向けた面談を始めた若者や、高校を中退して家から出られなくなった若者が面談を通じて進学意欲を高めて、目指していた大学に合格した事例があります。  参加する若者にはそれぞれのペースがありますが、今後も若者を見守り、社会的自立の一助となる支援を進めてまいりたいと考えています。  次に、障がい児保育事業についてであります。  障がい児保育事業につきましては、これまでも子どもの発達過程や障がいの状態に応じて必要な保育士を加配し、個別の指導、支援計画に基づきながら、保育所に配置している看護師などをはじめ、保健センター、社会福祉課、障がい児支援事業所と連携を図りながら、子どもたちが必要な支援を受けられるように取り組んでまいりました。  今後もスムーズに就学期に入れるよう、できるだけ早い段階で子どもの特性を把握し、切れ目ない支援に取り組んでまいりたいと考えています。  次に、不妊治療・不育症治療についてであります。  令和3年4月より一般不妊治療・不育症治療の助成制度を開始するに当たり、ホームページ及び広報誌への掲載、啓発チラシ等に加え、県の不妊専門相談センターや近隣の産婦人科にも助成制度開始の案内をし、より多くの方に利用していただけるよう、周知の強化に努めてまいりたいと考えています。  次に、地域共生社会の実現に向けてについてであります。  地域共生社会を実現するに当たり、分野をまたぐ複合的な課題に対して、庁内関係部署が横断的に連携する包括的な相談支援体制の構築を進めてまいりたいと考えております。  次に、生活保護給付事業についてであります。  生活保護受給者が住居を退去するに当たりましては、様々な事情があるかと思われます。退去される理由にもよりますが、担当課においてそれぞれの被保護者の状況をしっかり確認し、法に基づいた適正な対応を行い、保護の運営を行ってまいりたいと考えています。  次に、観光振興についてであります。  本市には、高田千本桜や奥田の蓮取り行事といった魅力ある観光資源のほかに、国指定重要文化財や史跡、遺跡等の観光資源もございます。しかしながら、年間を通して観光に訪れる方は少なく、その原因等について調査はできておりませんが、これらの観光資源を、ホームページやガイドブックなどによる発信にとどまり、うまくアピールできなかったのではないかと考えております。  今後は、参加しております協議会の中でできるだけ多くの人に大和高田市を知っていただき、訪れてみたいと思っていただけるような魅力情報発信の強化と、新たな観光資源の創出について研究してまいりたいと考えております。  次に、「きぼう号」についてであります。  今回、現行車両と同等の乗車定員で、高齢者や障がいをお持ちの方にも優しい低床バスへの入替えを検討いたしております。小型バスに替えてみてはとのことでございますが、小型バスは乗車定員が減員となり、時間帯によってはその定員を超える利用があること、また、それにより小型バスへの入替えとなると増便が必要となり、それによる交通渋滞の悪化、運行人員の確保、運行費用の増加など、様々な課題が生じます。また、狭隘な道路での「きぼう号」の運行につきましては、通行時間を記載した看板を設置し、市民に周知を行い、交通渋滞に対する対策を講じております。  今後も、調査や分析により、現状の把握と対応に努めてまいりたいと考えております。  次に、空き家対策についてであります。  初めに、これまでの成果についてでございます。本市では平成30年3月に策定した大和高田市空家等対策計画に基づき、危険な空き家をなくすことによる住民の安全・安心の確保のため、令和2年4月より施行している大和高田市空家等対策の推進に関する条例等にのっとり、本年度より本格的に危険空き家に関する業務に取り組んでいるところであります。  本年度に行った具体的な取組として、条例に基づく緊急安全措置が3件、危険空き家である特定空家等の認定が1件。これにつきましては、現在勧告まで進んでおります。また、過去5年間における危険空き家の通報処理については、原則直接会って通知を行い、建物の改修や除却、物件の流通の案内も行い、その成果といたしまして、これまで72件の相談のうち40件が解決しております。  次に、民間の力を借りてとのことでございますが、本市では令和3年2月に特定非営利活動法人(NPO)空き家コンシェルジュと業務協定を締結し、空き家の活用や管理等に関する相談や連携などを行っております。  次に、公営住宅についてであります。  市営住宅の建て替え計画につきまして、全国的に人口減少が言われる中、本市においても人口は平成7年を境に減少に転じ、減少速度が加速しているとともに、少子高齢化が進行しており、吉井団地を含めた市営住宅の集約再編を踏まえ、近隣県営団地の動向も見ながら、適正戸数、適正配置を検討してまいります。  最後に、デジタル化の推進についてであります。  まず、マイナンバーカードについてでございますが、本市における交付率は2月21日現在23.5%、交付枚数は1万5,191枚となっております。  次に、デジタル化の推進についてでございますが、市民サービスに直接関係するところでは、電子申請の導入を推進することはもちろんですが、おただしにもあるようなアプリと連携したシステムについても今後拡大することが予想されますので、先進自治体の運用状況等について検証する等、研究してまいりたいと考えています。  また、周知方法ですが、特に市民サービスに直結するものにつきましては、従来の広報誌の掲載やホームページへの登載による周知のほか、アプリを活用した周知の方法などの新たな方法についても導入に向けて研究してまいりたいと考えております。  以上、仲本議員のご質問にお答えさせていただきました。どうかご理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 17 ◯議長(西村元秀君) 14番仲本博文議員。 18 ◯14番(仲本博文君) まず最初の、コロナのほうからもう1つお聞きしたいんですけど、今言っていただいたのは、市政だよりに載っておった中身をある程度言っていただいたのかなと思います。  それで、まず接種場所のほうですけども、はっきり言われていなかったんですけど、その中に通知するのか知りませんけれども、他市によったら、近隣市、少しデモンストレーションもしているとあるんですけども、高田市においてはまだしていないように聞いております。その辺、またしっかりと。私たちに市民からいろいろと要望が来るわけですよ。そういうことに応えられるように、すぐに連絡が取れるような体制をつくっていただけたらと。これは要望しておきます。  次に、犯罪被害者等の支援についてですけれども、犯罪の被害者のほうは当然このことの対象なんですけど、先ほど言った加害者のほう、これもその中の条例の中に盛り込むとか、別の条例をつくるということはできないのかなと。本人はしようがないとしても、その家族さんも同じような目で見られて、結局は引っ越ししたりとか、いろんなことがあると思うんですけど、その辺、また少し考えていただけたらなと。その条例制定についてはどうかなと思います。  それと、出所者の社会復帰の支援についてですけれども、これは何年か前に、多分、大阪の池田のほうの市長のときだったと思うんですけど、全国的に初めて市が出所者を雇い入れたというか、1日フリーターというのかな、時間給でパート、アルバイトとして、各業務から来るコピーとかの仕事に使ったというような事例があったんですけど、行政としては、そういうことは今のところ高田市は考えておられないのかなと、それもお聞きします。  それと、JFAキッズプログラムについてですけども、これは先ほどの話でいったら、5歳児クラスで1日40分、それで定額料金を取るというようなことでよかったんですか。子どもさんから定額料金のお金を取ってしていくということでよかったんですか。それをもう一度、再度お聞きします。  次、若者の居場所づくり「ヒサかた」についてですけど、ここはなかなか、結構よくやっておられるのかなと思うんですけれども、16歳から40歳という結構幅の広い人の中で、家にとじこもりになる場合は、いろいろな形があると思うんですけども、中にはやはり障がいを持っておられる方もおるかもわからないんですよ。その辺も考慮していただいて、いろいろな支援に努めていただけるように要望しておきます。  次に、子育て支援室についてですけれども、その中の障がい児保育の中で、加配をつけてしているというふうな、これは当然のことで、今までどおりなんですよ。私が一番言いたかったのは、先ほど言っていたように、小学校、中学校に行ったら別に教室を、支援学級クラスというクラスをつくっておられるわけです。それも療育する部屋を別に、障がいのある子どもさんの別の療育室をつくってはということを提案しておるのですが、その辺はどのように考えておられるのか、お聞かせください。  次に、共生社会の実現に向けてということなんですけど、これは大変すばらしいと思うんですけど、1つ私からの提案なんですけど、この中で子ども、障がい、高齢者、生活困窮者ということで、受付窓口を1つつくっていただいたらどうかなと思うんですけれども、そこに来て、関係の方の部署にずっと連れていってもらえるというようなことは考えておられないのか、再度質問します。  それと、次の生活保護受給についてですけども、この中で私が一番言いたかったのは、家財を置いていかれると、家財は個人の財産となるので、なかなかいなくなった場合に追跡というのはやっぱり無理なんです。そうなると弁護士に頼んでとかいろいろなって、1年も空くことが結構あるようですけども、役所としたら、それは個人情報の関係もあるかもわかりませんけれども、住所が変われば追跡ができると思うんですね、役所として。その辺は今後どのように考えていくのか、お聞かせください。  それと、観光振興は全然アピールが足らないと聞いております。それと、その中のアピールはそのとおりだと思います。もっとすばらしいものがたくさんあるので、そこら辺をもっともっともっとアピールしていただけたらと思います。  それと、原因は何もしていないというような答弁だったと思うんですけど、私が第一に思うのは、高田市のインフラが悪いと。幾ら宣伝してもなかなか入っていける場所がない。大型バスが入ってこない。駐車場もないということなので、結果的にいったらインフラ整備、その辺をもっと進めて、観光地という名勝になるところに駐車場なりを造る整備をしていただけたらなと、これは要望しておきます。  次に、「きぼう号」についてですけども、私は菅原のほうなんですけども、本当に狭いところで、菅原だけじゃなしに、ほかも、高田市は狭いところがたくさんあるわけですよ。そこへバスが通ると本当に混雑するということなので、この際にハイエースの10人乗りぐらいの少し小型のバスに替えてはと思うんですけれども、よく乗客の方が乗っておられるというのは、高田市の市内を走っておられる、ゆうゆうとか、あの辺りからのバスは大きくしておいて、狭いところを回るバスを特定して、順番を変えていったらどうにかできるんじゃないのかなと思います。その辺はどういうふうに考えておられるのか、お聞かせください。  次、空き家対策についてですけど、民間の力を借りるというところで、今、空き家コンシェルジュということも出てきたんですけれども、例えば全日本不動産協会とか宅地建物取引業協会とかもたくさんあると思うんですけど、そこら辺に本人さんが、空き家でどこか借りてほしいという希望者があったら、そこら辺に流すのもどうかなと思うんですけど。奈良市は実際、そういうことをどんどんやっております。本市もそういうことを取り入れたらと思うんですけども、その考えをお聞かせください。  次に、公営住宅の建て替えのことなんですけれども、何年か前に、吉井住宅というと思うんですけど、明示をした経緯があります。そのときに、予算委員会のときに、これは建て替えを検討しておりますというようなことにあったんですけど、全然その話が出てこないと。私が何でここでこういう話をしたかというと、全ての伝え事が全然できてないわけですよ。担当課長のところに行って「これはどないなってんの」と聞いたときに、「いや、何も聞いてません」というようなことなので、その部署が終わったら部署が終わったで何にも伝え事がないというような、そのやり方が少しおかしいのかなと思って、この場においてわざわざこの質問をしたわけです。ですから、そういうことのないように、住宅建て替え、吉井住宅だけにかかわらず、そういう議場であって、予算委員会であったことの伝え事だけ、やはり職員さんはしっかりしていただきたいなというところです。これは要望にしておきます。  次に、効率的な行政運営の推進についてということで、これからどんどんデジタル化で変わっていくと思いますけれども、その中のマイナンバーカードは23.5%ですか、本当に少ないのかなと。これは総務省からの通達であったと思うんですけど、このマイナンバーカードがあることでこれからどんどん変わっていって、いろいろなアプリというか、カードと連携していくようなことも聞いておりますので、これはもっともっと、個人にどういうふうな周知をしていくのか分かりませんけれども、していただけるように努力をしていただけるように、これは要望しておきます。  それと、情報をつくっていくのがアプリ、ほかの市もいろいろやっているようで、そこら辺はほかの市と連携を取って、一番遅くなるんだったら遅くなるで、いいアプリと提携していただいて、皆さんが使いやすいような形にしていただけたらと思います。これは要望です。  それだけ、今の質問に最後、答えていただけたら。質問の分だけで結構です。 19 ◯議長(西村元秀君) 堀内市長。            〔市長(堀内大造君)登壇〕 20 ◯市長(堀内大造君) 再度のおただしですけども、書き留めていたんですけども、ちょっと抜けている場合があれば、すいません。  一番初め、質問ではないんですけども、デモンストレーションなんですけども、この土曜日、6日の日に保健センターにてデモをしました。私が1人目の市民役で、それで、いろんな医師会との連携をしながら、そこでの見つかった課題や問題を今後是正して、当日スムーズにできるよう頑張っていきたいと考えております。  犯罪被害者の支援のことですけども、条例のこととか行政での対応とかのことですが、今後そういった面では、また他市町村の動向を考えながら研究していきたいと思っております。  あと、JFAのことなんですが、これはお金を出しているのかということなんですけども、これは定額制で、19万8,000円というのが定額の金額となっており、そこで市が負担してやっていくということになっております。  あと、障がい児保育の療育のことなんですけども、その学級等とかは、またそれは教育委員会、教育委員とのそういったところ、場所も要ることですし、またそういった先生も確保しないといけない。そういうこともあり得るので、またそういったことも研究して、今後また考えていきたいと思っております。  その次の受付業務の窓口については、今、再編したところで、今のところは考えておりません。  それと、生活保護の、追跡してできるんじゃないかということなんですけども、現在やっております生活保護のところでは、そういった面ではできるのかどうか、今、本当に民民のところで解決してもらうところで行政が踏み込んでいいのかどうかも分からない。そこら辺をもっと考えながら、できるところでやっていきたいと思います。  あと、「きぼう号」の小型のことなんですけども、これは正直言いまして2台が古いバスで、老朽化してどうしようもないと、修理が多いということで、奈良交通のほうから話が来ておりました。そういうことで今回車両を入替えすることにしました。それで小型のことですけども、これは本当に正直、小型にしてみてはどうかと私も一番初めに言いました。大和高田市の道路事情を鑑みまして、それを言いましたが、答弁の内容にもあったように、本当にそれを小型にすると、1回、その小型の人数を超える方が待っておられる場合があって、そうなると増便しないといけない。そこら辺を考えていきますと、答弁のとおり様々な問題が生じ、今回は見送らせていただきました。今後、それが可能かどうか、また検証しながら考えていきたいと思っております。  それと、空き家の民間の力ですけども、他市でそういうこともやっておられるところということを聞きましたので、そこら辺をまた研究しながら、空き家等が高田市も多いことですので、それに関して対応できるよう考えていきたいと思っております。 21 ◯議長(西村元秀君) 14番仲本博文議員。 22 ◯14番(仲本博文君) 先ほどの地域共生社会の実現に向けてということで、一括した窓口業務は考えていないということでしたけれども、結構あちこちあちこちするのも結構大変になってくるので、ぜひともそれはこれからの検討課題としてください。よろしくお願いします。  以上で終わります。 23 ◯議長(西村元秀君) 暫時休憩いたします。11時15分から再開いたします。            午前11時2分休憩            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~            午前11時15分再開 24 ◯議長(西村元秀君) 休憩を解いて、会議を再開いたします。  次に、日本共産党の発言を許します。5番沢田洋子議員。            〔5番(沢田洋子君)登壇〕 25 ◯5番(沢田洋子君) 議長のお許しをいただきましたので、日本共産党を代表し、私、沢田洋子が市長の施政方針に対する代表質問を行います。  誰もが想像しなかった新型コロナ感染症の拡大が勢いを増し、マスクの着用をはじめ、消毒、手洗いなどの感染対策や外出の自粛生活、3密解消の徹底という緊張した暮らしが続く中、命と暮らし、なりわいをどう守るのかという課題に向き合い続け、1年がたちました。個人では解決できないたくさんの問題があり、公の役割と責任が問われています。コロナ禍で市民が受けた影響は計り知れなく、これまでの生活に戻るためには多岐にわたる支援が必要となってくると思います。  市長は、市政方針冒頭で、令和3年度におきましても感染症拡大防止と社会経済活動の両立を目指し、必要な取組を継続すると述べておられますが、具体的にはどのような支援や対策をお考えでしょうか、お聞かせください。  それでは、6つにわたる基本目標についてお伺いいたします。  まず、「認め合い、高め合う 人が輝くまちづくり」についてです。  コロナ禍で、ジェンダー後進国とも言える日本の状態が浮き彫りになりました。コロナ感染対策のための学校休業に伴う仕事の休業や、高齢家族の感染防止のケア・介護の負担が重くのしかかったのは、多くの場合が女性でした。また、外出自粛と生活不安のストレスが家庭内でのDVや虐待の危険を高めるなど、様々な問題が女性により多くのしかかりました。  国連女性機関は、各国政府に対し、コロナ対策が女性を取り残していないか、ジェンダーの視点に立った対策は女性のみならず社会の全てによい結果をもたらすと強調しています。また、国連事務総長は、コロナ禍でLGBTの方々への差別が一層高まっていると警鐘を鳴らしています。新型コロナウイルス対策を進める上で、ジェンダー平等の視点で1つ1つの課題を解決していくことに力を尽くすことが重要だと考えます。こうしたジェンダー平等の観点を踏まえた男女共同参画を実現するためには、男女共同参画審議会がもっと活発なものでなければならないと思います。  大和郡山市では、2019年に男女共同参画基本計画が改定され、LGBTQなどの問題にも触れ、進んだ取組を行っています。本市の審議会の持つ役割をどのようにお考えでしょうか。  次に、「子どもたちの笑顔あふれるまちづくり」についてです。  先ほど来から質問もありますが、新年度より子育て支援室が設置されますが、子育て支援室では子育ての不安や悩み、また、ひとり親世帯の困窮に関する問題、共働き世帯へのサポートや発達障がい児童の相談など、多岐にわたることに取り組む必要があると考えますが、市長は子育て支援室の役割をどのようにお考えでしょうか。
     次に、「健康で生きいきと暮らせるまちづくり」についてです。  まず、がん検診の向上についてです。  がんは早期発見・早期治療によって、また、治療技術の目覚しい進歩によって、今日では必ずしも克服できない疾病ではないと言われています。現在、全国でがんは死因の1位となっており、検診の向上は重要な課題です。  市長はがんの早期発見・早期治療を目指すと述べられていますが、具体的な取組をお聞かせください。  2点目は、地域コミュニティの活性化についての問題です。  地域福祉推進の担い手である自治会や民生委員の活動が重要になっていると思います。昨今、単身の高齢者世帯が増える中で、身近な自治会の役員や民生委員さんに相談が寄せられることが増え、地域で支えていくことも重要な課題となっていると思いますが、自治会の役員や民生委員さんが相談を受けた際に、それをサポートする体制がなく負担に感じるという声をお聞きしています。このことについて、市長はどのようにお考えでしょうか。  次に、「活気あふれるにぎわいのまちづくり」についてです。  市長は、中小企業支援として新商品の開発支援や新たに創業される事業者に対する支援を強化すると述べられています。これについては活性化という点では評価する点ですが、コロナ禍の影響を受け、経営体力が弱まっている中小企業に対する支援はどのようにお考えでしょうか。  次に、「安心して暮らせる快適のまちづくり」です。  「きぼう号」についてですが、現在3台のバスで市内ほぼ全域を運行されていますが、道幅が狭小な道路の通過での渋滞や、停車の危険性が高くなっています。「きぼう号」は道幅の広い道路を運行し、狭小な道路にはデマンドバスを走らせることで、市民の利便性も向上するのではないでしょうか。市長のお考えをお聞きします。  次に、ごみの減量化については、市民からかねてから要望の多いペットボトルの回収の回数を増やしたり、トレイなどを個別回収することで資源ごみの回収を充実させることについて、市長のお考えをお聞かせください。  最後に、「自立と協働のまちづくり」についてです。  新年度ではホームページのリニューアルに取り組まれますが、これにより市からの情報発信については充実されると期待されるところでございます。例えば市がコロナ対策に関する施策を立案する場合など、市民の声を聞くということも大事ですが、市民の声を聞き、施策に取り入れることについて、ホームページなどを利用し、施策に取り入れることについて、市長の考えをお聞かせください。  以上で、壇上での質問を終わらせていただきます。 26 ◯議長(西村元秀君) 堀内市長。            〔市長(堀内大造君)登壇〕 27 ◯市長(堀内大造君) 5番沢田議員のご質問にお答え申し上げます。  最初に、新型コロナウイルス感染症対策についてであります。  まず、喫緊の課題は、市民の皆さんにワクチンを迅速かつ安全に接種させていただくことであると認識しております。市医師会や市内医療機関とも協議を行いながら、適切に準備を進めてまいります。また、新年度予算といたしまして、ワクチン接種に係る事業費を含む約3億7,000万円の感染対策事業費を計上させていただいております。その他の事業については、スクールサポートスタッフや学習指導員の配置、発熱者検査センターの運営事業などがございます。  次に、社会経済活動を維持していくための施策につきましては、現在、地域振興券事業に続く取組としてGo To Eat 大和高田プレミアム付食事券事業を実施しているところであり、新年度の取組につきましては、今後の感染拡大の状況や経済情勢を見極めながら、適宜、補正予算等で対応してまいりたいと考えております。感染拡大の防止と社会経済の両立を目指し、国、県の補助金も活用しながら対策を講じてまいります。  次に、男女共同参画社会及びジェンダー平等実現に向けての審議会の役割についてであります。  男女共同参画の推進に関する施策を総合的かつ計画的に推進する上で必要な事項を審議するため、男女共同参画審議会を設置しております。男女共同参画計画策定の年度においては年5回程度の開催回数ですが、計画期間中においては年1回から2回の審議会を開催し、本計画に基づく施策の進捗状況を検証し、評価を行っております。今後も、さらに男女共同参画社会及びジェンダー平等の実現に向けた取組を進めてまいりたいと考えております。  次に、子育て支援室の役割についてであります。  子育て支援室は、まちづくりの指針の重点施策の1つである「若者世帯・子育て世代が住みよいまちづくり」に基づき、子育て支援体制の充実を図るため、子育て世帯の総合的な相談窓口として設置するものであります。多様化するニーズに対応するため、関係する機関との情報共有や連携を図る組織として中心的な役割を担うものであると考えております。  次に、がんの早期発見・早期治療の具体的な取組についてであります。  がん対策推進基本計画に基づき、がん医療の充実が図られる中で、早期発見・早期治療は特に重要なものであると考えております。令和3年度は引き続き20歳の方への子宮頸がん検診、満40歳の方への乳がん検診の無料クーポン券事業や、大腸がんの個別検診を実施するとともに、胃がん・肺がん・大腸がんの集団セット検診は、コロナウイルス感染症対策に十分配慮しながら、実施回数を増やすことで充実を図ってまいります。また、国保加入者の方を対象に、がん検診を特定健診とセットで受診することができる集団健診を引き続き実施するとともに、子宮頸がん・乳がん・前立腺がんの検診費用の助成に加え、令和3年度からは大腸がん検診も助成対象としてまいります。  次に、自治会や民生委員のサポート体制についてであります。  地域コミュニティの活性化には、最も身近な相談先である自治会や民生委員の方々のご協力が必要不可欠なものであると考えております。近年、地域の福祉課題が多様化、複雑化する中で、地域で受けた相談について、自治会や民生委員の方々とともに、社会福祉協議会などの関係機関とも連携を図りながら相談内容を受け止め、適切な支援へとつなぐ包括的な支援体制の構築が必要であると考えております。  次に、中小企業に対する支援についてであります。  新型コロナウイルス感染症の影響を受け、経営体力が弱まっている事業者への支援といたしまして、国の補助を活用した奈良県による制度融資において、セーフティーネット保証や危機関連保証を利用することにより、3年間無利子で融資を受けていただくことができるため、既に多数の市内事業者が利用されております。その他、国や県が実施しているコロナ対策の補助金制度につきましても積極的に活用していただくよう案内をしているところです。  今後も商工会議所や関係機関とも情報共有を図りながら、市内事業者の状況把握に努め、適宜必要な支援策を検討してまいります。  次に、コミュニティバス「きぼう号」についてであります。  狭小道路での安全面につきましては、現行の路線で試走を行い、運行事業者から運行に支障がないとの報告を受けております。また、狭小道路での走行につきましては、市民への周知を図るため、看板を用いた安全対策を講じており、今後も運行事業者と協議を重ね、適宜所要の対策を講じてまいります。  現在、「きぼう号」は利便性も向上しつつ、高齢者を中心とした市民の皆様にご利用いただいておりますことから、引き続き、「きぼう号」の運行により公共交通の充実を図ってまいりたいと考えております。  次に、ごみの減量化に向けた資源ごみの回収の充実についてであります。  ごみの減量化については、平成29年9月からごみ減量大作戦の中で取組を行っているところであります。また、分別アプリの導入や分別の手引の配布など、分別方法の情報提供の拡充も図っております。  ペットボトルの収集につきましては、収集体制や処理施設の状況から回数を増やすことは難しい状況でありますが、今後、クリーンセンターリサイクル施設整備に合わせ、収集品目や収集回数、トレイ等のプラスチック類の収集方法を検討し、より一層の資源化を推進してまいりたいと考えております。  最後に、市民の声を聞き、施策に取り入れることについてであります。  現在、ホームページ内の「ご意見・お問い合わせ入力フォーム」において、本市へのご意見・問合せをお寄せいただき、ご対応しているところであります。  令和3年度にリニューアルを予定しております新しいホームページにおいて、本市からアンケート調査を発信する機能を盛り込むことを検討しております。今後のまちづくりに活用できるものと考えております。  以上、沢田議員のご質問にお答えさせていただきました。どうかご理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 28 ◯議長(西村元秀君) 5番沢田洋子議員。 29 ◯5番(沢田洋子君) 答弁をいただきまして、ありがとうございます。  それでは、2点ほどお聞きしたいのですが、要望も含めて質問をさせていただきます。  まず、男女共同参画の推進についてなんですが、これはコロナ禍の中からジェンダー問題の視点に立って男女共同参画を進めるということが大事であるということが国のほうでも言われまして、2011年度の予算案の中では、自治体の男女共同参画の充実という点で予算をつけられています。ここには計画の改定とか策定、男女共同参画施策の実施状況とか、予算等をジェンダー平等の観点で点検していくことが大事とされていまして、市町村単位で3,700万円が算定されているところです。  本市でいいますと、計画の策定というのが、ビッグステップ(第3次)が2017年度から、これは10年間とされていまして、2026年度までこの計画でいくとされていますが、こうした視点から見ましても、10年というのは、2026年までというのはちょっと先が長いかと思うんですが、この計画の見直し、今年度、近々、コロナ禍の中での見えてきた問題も含めて、ジェンダーの平等という観点から策定されないかということをお聞きしたいです。  先ほど言ったように大和郡山市のほうでは、ホームページを見ましたら、基本計画が市民の方皆さん閲覧できるようになっていまして、本市は男女共同参画基本条例というのがあり、計画があるんですが、そこをたたくと「今、準備中です」というので、見られませんということになっていますから、市民の方に全然浸透しないのは明らかで、ビッグステップ第3次の中でも、委員の10名の方の審議会の中で練られてつくっていただいたものですが、やっぱり今のニーズには合っていないんじゃないかなというふうに思いますが、計画の見直しについてお聞かせいただきたいのと、あと、男女共同参画審議会の委員の構成が10名で、このうち2名が公募というふうになっていると思います。これは私もいろんな議会でも質問させていただきましたが、よくよく調べると、平成22年度に応募により選出されて以来、この方たちがよくやってくれるという点で、同じ方がずっと選出をされていると、継続で選出されているというふうにお聞きしました。  やっぱりこういうところには、市民の新たな声とか取り入れるという点で応募枠をつくろうということになったというふうにお聞きしていますから、この方たちでビッグステップ(第3次)まで成果を上げていただいたということは分かっているんですが、この方たちが必要であれば、さらに構成委員を増やすという観点にも立って計画の見直しとかもしていただきたいんですが、その点について市長の考えを聞かせていただきたいです。  次に、先ほどからも言われましたが、子育て支援室というのが、質問して市長答えていただいたんですが、どういうものになっていくのかなというのがちょっと想像がつかないんですが、本当にここには多岐にわたる相談が寄せられていると思います。例えば子どもさんが初めて保育所に通うときの園の選出であったり、保育園から小学校に進学するときに、軽度の発達障がいとかをお持ちの方がどういうふうな進学を進めていいのかという問題であったり、本当に現場現場の先生とか保育士さんに相談をするような現状になっていまして、子育て支援室ができると、こうしたところのサポートもできるのかなと思います。  この点では、やっぱり相談に行ける場所というのが本当に必要であって、ここには人の配置が必要だと思いますが、今から設置されるところですから、こうしたことも、きちんと市民の方が相談に行ける場所があって、そこにはちゃんと人がいてくれるというようなところになるように要望させていただきたいと思います。  がん検診なんですが、これは本当に高田市、なかなか検診率が上がらないというのは、これは全国的な問題ですが、ここにはやっぱり費用負担が大きな問題になっているとも言われています。本市の検診率がなかなか上がらないという点、検診率が低いというところの要因をきちんと調査して、ここの改善に取り組んでいただきたいと思います。  中小企業支援なんですが、これにつきましては、事業者さんが、コロナ対策の1つとして持続化給付金や家賃支援の給付金などの給付を受けた事業者さんが、収入として課税所得となって税や国保税が上がるというふうに言われています。こういう人たちが増えると思うんです。また、市民の中でも緊急貸付とか生活福祉資金の貸付けを利用された方の返済も始まってまいりますから、本当に困窮が物すごく広がるということが想像できるんですが、この高田市を見ますと、昨年12月末で緊急小口貸付で509件、また生活福祉資金は延長も含めて542件、これは県下でも高い件数になっているんですが、こういう人たち、生活が戻ったわけではない世帯もたくさんあると思いますが、この中で返済が始まるというふうなところへの支援をどのように考えているのか、ちょっと聞かせていただきたいと思います。  最後に「きぼう号」なんですが、やはり安全な運行をされているという報告があるということですが、狭小な道路での渋滞、うちの地元の築山なんかですと絶えず渋滞が、細い道で、慣れている地元の方はバスの来る時間を把握して待っていたりするんですが、そうした状態も全然改善されていませんし、停留所によったらバスが止まっている間、片側通行になっていて、歩行者とかの方にも危険な場所になっているということも言われていますから、こうしたことを一度調査していただいて、また見直しもしていただきたいなと思います。  それでは、質問についてお聞かせいただきたいと思います。 30 ◯議長(西村元秀君) 堀内市長。 31 ◯市長(堀内大造君) ただいまの再度の質問ですけども、男女共同参画基本計画なんですけども、策定から10年ということで、長いんじゃないかということなんですけども、策定から5年後、次で令和4年度をめどに、令和5年度で途中経過の見直しを図ってまいりますので、男女共同参画基本計画はそういったところで見直しをしながら10年計画でやっていくということです。  あと、公募の委員さんの件なんですけども、初めは委嘱とさせていただいていたんですけども、現在は学識経験者や各種団体から推薦を受けた人その他と同じように活動されながら、貴重な意見、先ほど沢田議員からもあったように大変活躍されております。  そこでほかの委員さんの人数ということなんですけども、委員の定数が10人というのがありますので、やはり私も男女共同参画にはすごい監視というか、力を入れたいところであって、今、県の男女共同参画の会議にも市長会から12市の代表として参加させてもらっております。そういった意味で、昔はワークライフバランスと言われていましたけど、今はまた新たにワークライフシナジーと、相乗効果というところで新たなことになってきておって、そこら辺をまた私も考えていきたいということで、このやはり人数のところとかそういうところを考えながら、今後の課題としてまた考えていきたいと思っております。  子育て支援室なんですけども、これは本当に今回初めて組織変更で行うことで、どうなるか分からないんですけども、まずはやはり、今までは市民さんがどこへ行っていいか分からないというのを、先に解消していきたいということで、まずそういう窓口、答弁にもありましたように総合的な相談窓口、そういうのをつくりました。そこで、先にそこに行ってもらって、各いろんな問題に対して対応していくと。そこで、これからどんな課題が出るか、それはやってみないと分からないんですけども、問題が出るたびに一個一個、また、できるだけ市民に寄り添っていけるように頑張って対応していきたいと考えております。  中小企業の支援ですけども、県下でも融資が高いということなんですけども、この融資も本当に苦しくて借りたのか、そういったいろんな状況で、私の友達も改装をめどに、コロナで売上げが下がったから改装するために借りたとか、いろんな状況で借りている方がおられます。その中で、状況をまた商工会議所や関係機関とも情報を図りながら、やはり今、ニュースでもあるように、逆にコロナのこの支援で裕福になっている方もおられるんですよ。だから、そういった意味でそうならないように、やはり本当に沢田議員のおっしゃられているように困った方に、私は適切なところに支援したいと思っておりますので、そういったところを見極めながら、情報を取りながら、適宜、これから支援対応策を検討してきたいと思っております。  以上です。 32 ◯議長(西村元秀君) 5番沢田洋子議員。 33 ◯5番(沢田洋子君) 本当に一番身近な行政が市民の暮らしを守るという、この体制づくりが本当に求められていると思います。こうしたところに力を尽くしていただけますように、私も頑張ることを申し上げまして質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 34 ◯議長(西村元秀君) 次に、公明党の発言を許します。8番砂原弘治議員。            〔8番(砂原弘治君)登壇〕 35 ◯8番(砂原弘治君) 議長のお許しを得、堀内市長が示されました令和3年度施政方針について、公明党を代表して砂原弘治が質問させていただきます。  まず初めに、新型コロナウイルス感染症でお亡くなりになられた方に心からお悔やみを申し上げます。また、感染症で入院治療を受けられている方々にお見舞い申し上げます。また、医療従事者をはじめ、各方面でこれまでご努力されておられる皆様に感謝申し上げます。そして、これからコロナウイルス感染症防止ワクチン接種がこの高田市でも始まりますが、職員の皆様、また市医師会の協力の下、関係者の皆様にはこれまでのご準備など感謝申し上げます。市民の皆様が安心・安全で円滑に接種できるようにさらなるご努力をよろしくお願いいたします。  それでは、令和3年度の主な施策について、大和高田市まちづくり指針の6つの基本目標の中から質問をさせていただきます。  まず1つ目の目標、「認め合い、高め合う 人が輝くまちづくり」で1番に挙げておられます人権についてであります。  東京五輪・パラリンピック大会組織委員会会長が女性蔑視と取られる発言の責任を取って辞任し、橋本オリンピック・パラリンピック大臣が急遽会長となりました。組織委員会理事会の女性理事を増やし、スポーツ庁が競技団体に指針として挙げられている女性登用比率40%を上回る構成とされています。  そこで、ジェンダー平等、また人権についての基本的な堀内市長のお考えをお聞かせください。  また、兵庫県明石市が取り組まれている性の多様化の理解拡大のため、明石にじいろ相談や、今年から始まった、同性者同士など互いを人生のパートナーまたは家族として尊重し、継続的に協力し合うパートナーシップ関係であることを表明した2者が市に届出を出し、市がその届出を受理したことを公に証明する制度であるパートナーシップ・ファミリーシップ制度についてのご見解をお聞かせください。  次に、2つ目の目標「子どもたちの笑顔あふれるまちづくり」では、学校教育のいじめ問題についてお伺いいたします。  子どもたちが安心して学校生活を送ることができるよう、引き続きいじめの見逃しゼロを目指すとありました。いじめの実態と対策はどう取られてきたのか、これまで見逃しゼロになっているのか、そして、問題点はどのようなものがあったのか、認識と今後の取組についてもお聞かせください。  3つ目の目標である「健康でいきいきと暮らせるまちづくり」、医療体制整備推進で、市立病院についてお伺いいたします。  先日行われました会派勉強会で、大和高田市立病院の将来のあり方検討委員会からの報告を受けました。市立病院の課題として、中長期的な目標設定を行うための診療医確保、また、内科医確保による診療の幅の拡大、新たな病棟機能の検討など、そして、建物の老朽化の早期回避が必要など、示されました。中でも建物の老朽化の早期回避、旧館の建て替えをどう進めるか、最も重要な課題だと思われます。  しかし建て替えには、A案は現地建て替え、B案は移転新築と2案が示され、今後検討していくとのことでありました。これを受けて、堀内市長のお考えをお聞かせください。  次に、介護保険事業の認知症施策について、早期発見・予防・共生に向けた体制づくりについて、詳しくお教えください。  4つ目の目標の「活気あふれるにぎわいのまちづくり」では、広陵町と共同で広陵高田ビジネスサポートセンターKoCo-Bizが開設され、相談業務が始まりました。来年度には事業所奨励金等、事業開発奨励金制度が盛り込まれております。このコロナ禍で事業拡大、事業継承に結びつくと期待するところであります。  しかし、KoCo-Bizのことは市内事業者の認識が薄いようにも思われます。製造業でない、独自の商品を持たない事業所や、部品供給の事業所などでは全く関係のないとの声も聞かれております。企業調査やKoCo-Bizの説明専門員などを派遣し、さらなる周知徹底が必要と感じておりますが、市長のお考えをお聞かせください。  5つ目の目標の「安心して暮らせる快適なまちづくり」で、空き家対策事業について、管理ができていないと思われる空き家を減らし、その利活用を促す対策として相談体制の整備を行うとありました。具体的な取組をお教えください。また、空き家を利活用するための補助制度や優遇制度についてもお考えをお聞かせください。  また、内水対策事業として奈良県高田土木事務所敷地内に雨水貯留施設を整備されます。どのような効果が見込まれますか、お聞かせください。  6つ目の目標の中で示されました効果的な行政運営の推進で、創造ができる人材育成と風通しのよい職場環境づくりに取り組むとありました。風通しのよい職場環境はどのような職場であるか、また、どう取り組んでいかれるか、お聞かせください。  最後に、「笑顔の花咲くまち大和高田」の実現を目指されておりますが、大和高田市をどのようにしていきたいか、堀内市長が思い描いているもの、どのような大和高田市像、未来像、具体的に市民の皆様に分かりやすくご説明をお願いいたします。  以上、壇上からの質問は終わります。ありがとうございました。 36 ◯議長(西村元秀君) 堀内市長。            〔市長(堀内大造君)登壇〕 37 ◯市長(堀内大造君) 8番砂原議員のご質問にお答え申し上げます。  最初に、ジェンダー平等及び人権並びにパートナーシップ・ファミリーシップ制度についてであります。  男女共同参画社会の実現は、市民一人一人が心豊かに暮らせるためだけでなく、人口減少や高齢化が進む中、社会の持続的な発展にも重要な課題と捉えております。男女格差についての国際的指数であるジェンダーギャップ指数では、日本は153か国中121位であり、一歩ずつ前に進むため取り組んでまいりたいと考えております。  同性カップルを婚姻に準じた関係とみなすパートナーシップ制度は全国で70を超える自治体に広がっており、子どもも家族と定めたファミリーシップ制度については、議員おただしのとおり、令和3年1月から明石市で全国初の取組として始められました。  本市においても、LGBTQの方たちへの支援を検討する上で、当事者や当事者に近い人たちのニーズを中心に据え、様々な関係者から声を集めながら調査研究してまいりたいと考えております。なお、当制度は社会の基本的な制度であり、家族の在り方にも関わることでございますので、全庁的な議論、検討も必要だと考えております。  次に、学校教育のいじめ問題についてであります。  法で定められているいじめの定義は大変広いものであり、いじめはどの学校でも、どの子どもさんにも起こり得るものと言えます。そのような点からも、いじめを積極的に認知した上で見逃しゼロを目指すことは、大変必要な視点と言えるものであります。  本市におきましても、校長会や生徒指導主任者会などでいじめ見逃しゼロの視点の共有を図っております。また、毎年実施されている県下統一のいじめアンケートでは積極的な認知が進められ、それぞれの案件について校内いじめ対策委員会で情報を共有するとともに、解消に向けた取組が行われているところでございます。各学校で認知されたいじめについては市教育委員会に報告され、それぞれの事案に応じて指導主事などが聞き取りを行うなどの対応をし、児童生徒の安全・安心な学校生活を保障できるよう努めております。  課題といたしましては、いじめはどこにでも起こり得るものであると捉え、全てのいじめについて認知することや、認知した全てのいじめを一定期間内に解消することは大変難しいということであります。そのようなことから、日々点検を重ね、根気強い取組の継続性が必要であると考えております。  次に、市立病院についてであります。  市立病院の老朽化につきましては喫緊の課題であることから、建て替えを検討する際には、まず市立病院の果たす役割やあるべき姿をお示しする必要があり、そのため、令和2年度において市立病院の将来のあり方検討委員会を設置し、検討してまいりました。  令和3年度におきましては、委員会からの報告を基に、病院の病床数や病院機能をどのようにするのか、また事業費の算出や収支計画等の策定を行うとともに、市内にある公有地などを移転候補地として、建て替えの実現可能性を検証してまいりたいと考えております。  次に、認知症の早期発見と予防・共生に向けた体制づくりについてであります。
     令和元年度に国から認知症施策推進大綱が示され、本市においても予防と共生を柱として施策を展開しております。  令和3年度は、認知症予防教室などの従来からの教室は継続するとともに、生活習慣病の予防、運動や社会参加などが認知症の発症を遅らせることから、地域の通いの場に理学療法士、栄養士、歯科衛生士などの専門職を派遣いたします。また、認知症の早期発見による適切な対応が重要なことから、タッチパネル方式の簡易検査を地域の身近な場所での相談に活用するとともに、認知症初期集中支援チームの相談につなげてまいります。さらに、認知症サポーターが地域の拠点で活動できるようチームオレンジを設置し、認知症の方と共に生きる地域づくりを行い、認知症になっても地域の中で尊厳が守られ、自分らしく暮らし続けることができるよう取り組んでまいりたいと考えております。  次に、KoCo-Bizの企業への周知についてであります。  広陵高田ビジネスサポートセンター、俗にKoCo-Bizですが、企業への周知につきましては、市の広報誌やホームページをはじめ、メディアによる取材により新聞各紙への掲載や奈良テレビへの出演など、様々なPRを行っております。  KoCo-Bizの相談対象者については、あらゆる分野の事業所が対象となっており、創業から廃業等に関する相談や、自社製品のほとんどがOEM中心の事業者からの相談についても課題解決の提案を行う、伴走型の支援を実施しております。  また、SNSを活用した広報といたしましては、フェイスブックで相談の様子や成果などを掲載し、日々更新しております。  令和3年度につきましても、積極的な広報活動やメディア取材の活用に加え、市内事業者向けのセミナーやシンポジウムの開催についても検討しております。今後も引き続き、KoCo-Bizの周知に努めてまいりたいと考えております。  次に、空き家対策事業についてであります。  相談体制の整備については、現在、営繕住宅課において、空き家に関する様々な相談に対応しております。先ほど仲本議員の質問にもお答え申し上げましたとおり、令和3年2月に特定非営利活動法人空き家コンシェルジュと業務協定を締結いたしております。今後、空き家の活用や管理等に関する相談について連携を図ってまいります。  また、補助制度や優遇制度については、国土交通省がグリーン住宅ポイント制度として、空き家バンク登録住宅の購入に対しポイントを付与する制度を実施しております。  次に、雨水貯留施設整備事業による効果についてであります。  市内の内水対策は、平成緊急内水対策事業として、奈良県と連携を図りながら進めております。現在のところ、栄町の浸水被害発生時には、消防団によるポンプ排水を行っている状況でございます。  高田土木事務所敷地内への雨水貯留施設整備により、奈良県主導による適地選考委員会において学識経験者による検討の結果、栄町内水被害地区における浸水面積が減少することが示されております。このことにより、栄町内水被害地区における周辺の浸水被害が軽減されることが見込まれるものであります。  次に、風通しのよい職場環境についてであります。  まず、施策の効果的な推進のためには、職員が法令を遵守し、知恵を出し合い、想像力を働かせながら、情熱を持って行動することが重要であります。また、職員が市民の皆様を第一に考え、寄り添い、率直なコミュニケーションが取れる環境が理想であると考えております。そのため、私をはじめ、全職員が常に声をかけ合い、何事においても積極的に相談し合える職場づくりを進めてまいります。市役所が市民の皆様から信頼される存在であるとともに、職員にとっても働きやすい職場環境となるよう取り組んでまいります。  最後に、私の思い描く大和高田市像についてであります。  私は、令和2年度からスタートしております大和高田市まちづくり指針において、8年間で目指す本市の将来都市像として、「笑顔の花咲くまち大和高田~みんなで奏でる幸せのハーモニー~」を挙げております。これは、社会環境の変化に適切かつ柔軟に対応しながら、みんなが笑顔になる、みんなが笑顔で暮らせるまちを築いていきたいとの思いを込めさせていただいているものであります。  その実現に向け、指針に定めた基本目標や重点施策に基づく各施策を効率的、効果的に進めてまいりたいと考えております。特に令和3年度につきましては、組織改編の中で新たに未来まちづくり局の設置をさせていただくこととしております。みんなが笑顔になる、笑顔で暮らせるまちの構築には、今後ますます進展していく人口減少や少子高齢化に対応しながら、持続可能な地域社会を実現していくことが不可欠であります。未来まちづくり局を中心に、将来を見据えた施策を推進し、まちづくりに取り組んでまいりたいと考えております。  以上、砂原議員のご質問にお答えさせていただきました。どうかご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 38 ◯議長(西村元秀君) 8番砂原弘治議員。 39 ◯8番(砂原弘治君) ご答弁ありがとうございました。  最後の、思い描く大和高田市像についてですけれども、やっぱり具体的にどういうものかということが非常に分かりにくいところがあります。もっと市民に分かりやすい、こういうまちにしたいんだというような強いメッセージがあればよかったかなというふうに感じております。今後、いろんなところで表明されると思いますけれども、そういった強いメッセージを発信していただきたいなというふうに感じております。  今回、質問の中で2つだけ再質問をさせていただきます。  1つ目については、市立病院のことであります。壇上でもお聞きしましたように現地建て替え、また移転新築の2案を示されており、今後検討していくということでありますけれども、この検討についてはいつ検討されるのか、いつ方向性を決められて、それに向かっていくのかという具体的な日程をお教えください。  それから、空き家対策事業についてであります。これも空き家コンシェルジュの、まずコンシェルジュの役目はどのように活用されるのか、具体的に教えていただきたいのと、壇上でも質問させていただきました補助制度、優遇制度は、国がそういったグリーン住宅ポイント制度などをやっているということですけれど、市が独自に制度を立ち上げることがやっぱり重要だと思うんですけど、やはり住んでいるのは、空き家があるのは高田市内でございますので、しっかりと自分のまちをよくしていくという意味では独自の施策が必要でないかというふうに感じますが、再度お聞きいたします。よろしくお願いいたします。 40 ◯議長(西村元秀君) 堀内市長。 41 ◯市長(堀内大造君) 再度のおただしですけども、病院に関する件ですが、具体的なということなんですけども、まずは先ほども述べましたとおり、市立病院の将来のあり方検討委員会で、やはり建て替えするに当たって、どういった病院を建て替えるか、その中の機能、言えば300床あるのか、200床あるのかで敷地面積も変わってきます。だから、どういった病院、目指すものは何か、この中南和地区で市立病院の立ち位置、それをちゃんと見据えて、それが定まり次第、その用地を考えながら建て替えていきたいと思います。具体的な日時は、その検討をさらに深めてまいりますので、まだ決めておりません。  あと、空き家対策事業でありますけども、本当に大和高田市は空き家が多いと思います。これに対しては私も本当にどうにか考えていきたいと思っておりますけども、この空き家もいろんな状況が考えられます。本当に所有者が分からないのか、ただ単に潰して固定資産税が上がるため置いてあるのか、そんないろんな状況がありますので、それを考えながら検討して、どういった対策が取れるのか、今後またさらに議論を深めていきたいと思います。  そして、市独自の補助制度、優遇制度につきましても、今、国がこのポイント制を採用しておりますけども、市として何ができるのか、それも今後研究していきたいと思っております。  以上です。 42 ◯議長(西村元秀君) 8番砂原弘治議員。 43 ◯8番(砂原弘治君) ありがとうございました。  今回、病院の建て替えと空き家について再質問をさせていただきました。本年は、3月11日、東日本大震災発災から10年となります。また、私も議員として10年を迎えようとしております。東日本大震災は、多くの自治体では教訓として様々な施策が反映されているところであります。私も、市民の皆様の安心・安全で暮らしていける提案もしてまいりました。  今回再質問させていただくに当たっても、やはり病院というのは、病院の旧館というのが耐震化ができていない。市役所はこのように来月建って、7月には替わっていく。ここも耐震ができないということで多く進んだということであります。また、空き家もたくさんあるということで、今にも崩れそうな空き家もたくさんあります。先ほど特定空家が1件、仲本議員の質問の回答の中で、1件そういった指定された。相談業務に乗っている72件ですか、そういう相談業務に乗っているというふうな報告もありましたけれども、いつ大きな地震が起きるか分からない、それに対するやっぱりスピーディーな行動を起こしてもらいたいという思いで、いつまでというようなこと、また、力を入れてほしいということを申させていただきましたので、しっかりとその教訓を生かせるような、大震災の教訓を生かせるような、そういう市政運営を今後もしていただきたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。  以上で、質問を終わります。ありがとうございました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 日程第2 議第1号令和3年度大和高田市一般会計予算 外 9 件 44 ◯議長(西村元秀君) 次に、日程第2、議第1号令和3年度大和高田市一般会計予算ほか、議第2号から議第10号までの10議案を一括して議題といたします。  これより質疑に入ります。  議事進行上、議第1号令和3年度大和高田市一般会計予算の歳入について、質疑はありませんか。  3番向川征秀議員。 45 ◯3番(向川征秀君) 一般会計予算歳入につきまして質問いたします。  市税収入に関しまして、今回、新型コロナウイルス感染症の影響により、経済活動の停滞で市税収入が減少するという見込みになっています。とりわけ個人市民税、法人市民税、経済活動の停滞、所得の減少が大きく出るところであると思うんですけれども、今回、減少で予算を組んでおりますけれども、どういった計算に基づいて減少を計算したものか質問いたします。 46 ◯議長(西村元秀君) 財務部長。 47 ◯財務部長(森本佳秀君) ただいまの向川議員のご質問にお答え申し上げます。  市税予算につきましては、例年、例えば個人市民税でしたら、ここ数年の納税義務者数であったり税収の推移、また決算見込み等を勘案しながら積算するところではございますが、令和3年度予算に関しましては、議員おただしのとおりコロナウイルス感染症による減収が見込まれますことから、その影響割合として、基本的には国から示されました地方財政計画における地方税収入見込みと令和2年度の決算見込みとを総合的に勘案しながら積算したところでございます。  以上、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 48 ◯議長(西村元秀君) 3番向川征秀議員。 49 ◯3番(向川征秀君) ありがとうございます。また、これについても詳細は委員会のほうで質問させていただきます。 50 ◯議長(西村元秀君) ほかに質疑もないようですので、次に、一般会計予算の歳出について、質疑はありませんか。  3番向川征秀議員。 51 ◯3番(向川征秀君) 歳出につきまして、これは特定の項目ではありませんが、今回、令和2年度において新型コロナウイルス感染症の影響により市として中止をした様々な行事の関連の予算が、ほぼ令和2年と同額で計上されています。今回、令和3年度において、この各種行事の再開につきまして、市としては原則として例年どおり、予定どおり開催することを予定しているのか、それとも一定の基準で縮小あるいは日程変更、中止、こういったことを含みを置いて考えているのか、基本的な考え方を質問いたします。 52 ◯議長(西村元秀君) 企画政策部長。 53 ◯企画政策部長(仲田智彦君) 3番向川議員の、本市が行いますイベントや行事につきましてのご質問にお答え申し上げます。  令和2年度に予定しておりました本市の主催のイベント等につきましては、ご承知のとおり、コロナ感染拡大のためにほとんどを中止とさせていただきました。ただ、地元の祭りや行事等については規模縮小での実績報告も聞いております。市民の皆様には、楽しみにされておられましたものも数多くある中、我慢をしていただくこととなりました。  令和3年度につきましては、市民の皆様の声も聴きながら、できる限り開催できる方向性を持つことで、これまでの皆様のご協力や労に報いるものにしたいと考えております。イベント等の開催に当たりましては、感染状況を勘案しながら、国や県が示すガイドラインにのっとり実施するのはもちろん、コロナワクチンの接種が始まります、この接種状況も見ながら判断してまいりたいと考えております。コロナ以前に戻すことは困難と思いますけども、参加方法や人数制限等、さらには開催時期も検討しながら、新型コロナ感染拡大防止に重点を置きまして開催してまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。 54 ◯議長(西村元秀君) 3番向川征秀議員。 55 ◯3番(向川征秀君) ありがとうございます。  市の行事の開催の判断基準というのは、民間の様々なイベントや行事の開催を判断するに当たっても、参考というか指標になるものになりますので、できる限り市民に分かる形での基準で開催あるいは変更等の判断をしていただけますように要望いたします。また、各個別の行事につきましては委員会のほうで質疑をさせていただきます。 56 ◯議長(西村元秀君) 質疑はありませんか。  11番戸谷仁史議員。 57 ◯11番(戸谷仁史君) 令和3年度予算の歳出について質問させていただきます。  今回初めて、所有者不明猫の避妊・去勢手術について助成金がついております。市のほうではどのような考えに基づいてつけていただいたのか、お聞かせ願えますか。 58 ◯議長(西村元秀君) 環境建設部長。 59 ◯環境建設部長(作田敦嗣君) 11番戸谷議員の、所有者不明猫の市の考え方についてのご質問にお答えいたします。  本市におきましては、令和元年度より、地域の認知と合意の下、周辺美化等の一定のルールに基づいて、猫の避妊・去勢手術を実施し、元の地域へ戻すという奈良県のTNR活動に参加し、また、公益財団法人どうぶつ基金の行政枠での無料手術チケットを利用して猫の避妊・去勢手術を実施し、数の抑制を進めてまいりました。  しかしながら、奈良県のTNR事業は、活動としては縮小していくこととなると聞いております。そこで、活動にご協力をいただいているボランティアさんの意見を参考に、人と地域にいる猫が共生できる生活環境を実現するため、本市独自の政策といたしまして、所有者不明猫避妊・去勢手術の一部助成を開始することといたしました。令和3年度予算のように、市の単独費用を使うことでは全ての方の理解を得るということは難しいと考えていますので、他市で実施されているふるさと納税の活用という方法についても現在慎重に検討しているところでございます。  本市といたしまして、まずは所有者がいない猫の数を減らすことに全力を注ぎ、また、飼い猫については室内での適正な飼育といった普及啓発を行ってまいりたいと考えております。  以上、よろしくご理解賜りますようお願いいたします。 60 ◯議長(西村元秀君) 11番戸谷仁史議員。 61 ◯11番(戸谷仁史君) ありがとうございます。所有者不明猫の問題は市民の生活環境の問題でありますので、しっかりと考えながら、あと、市民の理解もしっかり得ながら1つずつやっていただきたいと思います。詳しくは、また委員会のほうで質問させていただきます。ありがとうございました。 62 ◯議長(西村元秀君) ほかに質疑もないようですので、次に、議第2号令和3年度大和高田市国民健康保険事業特別会計予算について、質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 63 ◯議長(西村元秀君) 質疑もないようですので、次に、議第3号令和3年度大和高田市国民健康保険天満診療所特別会計予算について、質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 64 ◯議長(西村元秀君) 質疑もないようですので、次に、議第4号令和3年度大和高田市駐車場事業特別会計予算について、質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 65 ◯議長(西村元秀君) 質疑もないようですので、次に、議第5号令和3年度大和高田市介護保険事業特別会計予算について、質疑はありませんか。  3番向川征秀議員。 66 ◯3番(向川征秀君) 介護保険事業特別会計について質問いたします。  今回、第8期介護保険事業計画介護保険料の改定が行われて、標準額において340円の値上げになっています。その要因として、先ほど代表質問で、第7期に比較して約9%介護給付費の上昇が見込まれるということが答弁でありましたが、今回、準備基金からの繰入れも含まれております。この準備基金の繰入れによってどれぐらいの介護保険料の上昇の抑制があったのか、この点について質問いたします。 67 ◯議長(西村元秀君) 保健部長。 68 ◯保健部長(佐藤博美君) ただいまの向川議員のご質問にお答え申し上げます。  介護保険の財源構成では、介護保険事業費の23%を保険料で負担していただいております。つまり、介護保険事業の費用が介護保険料に直結するということでございます。  介護保険料の増加の理由は、介護保険事業における介護給付費の増加が要因でございます。介護保険料の算定は、3年ごとに策定いたします介護保険事業計画において、計画期間3年間分の事業量見込みである計画値を算出し行います。本市の状況の一端でございますが、要介護認定者数が平成29年9月時点の3,557人から令和2年9月時点3,940人と3年間で382人増加し、それに伴い、保険給付費においても平成30年度約52.1億円、令和元年度約54.9億円、本年度は見込み数ですが約59億円と、毎年顕著に上昇してきております。このような本市の状況を基に第8期の3年間の保険給付費を算定いたしますと、令和3年度約62.3億円、令和4年度約65.1億円、令和5年度約67.6億円と、合計で約195億円となり、第7期の179億円に比べ9%の増加となります。この保険料の増加分を主な要因といたしまして、今回の340円のアップということになっているということでございます。 69 ◯議長(西村元秀君) 3番向川征秀議員。 70 ◯3番(向川征秀君) それで今回、準備基金からの繰入れを行って、これで一定の保険料の上昇の抑制が図られているかと思うんですけども、今回、この繰入れによる抑制効果というのはどれぐらいになったでしょうか。 71 ◯議長(西村元秀君) 保健部長。 72 ◯保健部長(佐藤博美君) 申し訳ございません。今回、4億円ほどの繰入れをさせていただきました。今、当初の4億円繰入れ前の金額を今持ち合わせておりませんが、実際のところは大幅な抑制になっておりますので、またそちらのほうの金額につきましては、向川議員のほうに議会を通じましてお渡しさせていただきたいと思います。 73 ◯議長(西村元秀君) 3番向川征秀議員。 74 ◯3番(向川征秀君) これにつきましてはまた委員会のほうで、今回、民生文教委員会でもこの条例案が出ていますけども、含めまして詳しく質疑をさせていただきます。 75 ◯議長(西村元秀君) ほかに質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 76 ◯議長(西村元秀君) 質疑もないようですので、次に、議第6号令和3年度大和高田市後期高齢者医療保険事業特別会計予算について、質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 77 ◯議長(西村元秀君) 質疑もないようですので、次に、議第7号令和3年度大和高田市休日診療所特別会計予算について、質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 78 ◯議長(西村元秀君) 質疑もないようですので、次に、議第8号令和3年度大和高田市水道事業会計予算について、質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 79 ◯議長(西村元秀君) 質疑もないようですので、次に、議第9号令和3年度大和高田市下水道事業会計予算について、質疑はありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 80 ◯議長(西村元秀君) 質疑もないようですので、次に、議第10号令和3年度大和高田市病院事業会計予算について、質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 81 ◯議長(西村元秀君) お諮りいたします。本件10議案は、7人をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審議をいたしたいと存じますが、ご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 82 ◯議長(西村元秀君) ご異議なしと認めます。よって、本件10議案は、7人をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託することに決しました。  お諮りいたします。ただいま設置されました予算特別委員会の委員の選任につきましては、議会委員会条例第8条第1項の規定により、      2番  植 田 龍 一 議員   3番  向 川 征 秀 議員      7番  横 田 誠 治 議員   10番  橋 本 俊 哉 議員      11番  戸 谷 仁 史 議員   13番  西 川 繁 和 議員      17番  島 田 宗 彦 議員  以上の7人の諸君を指名いたしたいと存じますが、ご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 83 ◯議長(西村元秀君) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました7人の諸君を予算特別委員会の委員に選任することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 日程第3 議第11号令和2年度大和高田市一般会計補正予算(第14号) 外 2 件 84 ◯議長(西村元秀君) 次に、日程第3、議第11号令和2年度大和高田市一般会計補正予算(第14号)ほか、議第17号及び議第30号の3議案を一括して議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。  3番向川征秀議員。 85 ◯3番(向川征秀君) 一般会計補正予算案について質疑いたします。  議案書の46ページ、今回、補正予算において新しく計上されています減収補てん債と猶予特例債につきまして、その内容、また、これが国の制度等での裏づけがあるものなのかどうか、質問いたします。 86 ◯議長(西村元秀君) 財務部長。 87 ◯財務部長(森本佳秀君) まず、減収補てん債につきましては、市税の法人税であったり、たばこ税であったりというのが基準財政収入額で示されているんですが、それに満たない場合に発行を許可されるものでございます。それに加えまして、地方消費税交付金、これらの基準財政収入額との差を借入れするものでございまして、後年度、75%の交付税措置がございます。  猶予特例債につきましては、市民税であったり、国が課税しております地方消費税交付金を地方に配付するんですが、それにも猶予がございますので、それらを含めました減収分を猶予特例債としてお借りします。ただ、これについては基本的には来年度でお返ししていただくものでありますので、それをもっての償還という仕組みになっております。  以上でございます。 88 ◯議長(西村元秀君) 3番向川征秀議員。 89 ◯3番(向川征秀君) そうしますと、この猶予特例債というのは令和3年度で全額償還をするということでしょうか。 90 ◯議長(西村元秀君) 財務部長。 91 ◯財務部長(森本佳秀君) はい。基本的には議員おただしのとおりでございます。  以上です。 92 ◯議長(西村元秀君) 3番向川征秀議員。 93 ◯3番(向川征秀君) 分かりました。また総務財政委員会のほうで詳しく質問させていただきます。 94 ◯議長(西村元秀君) 質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 95 ◯議長(西村元秀君) 質疑もないようですので、本件3議案は総務財政委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 日程第4 議第12号令和2年度大和高田市国民健康保険事業特別会計補正予算(第6号) 外 8 件 96 ◯議長(西村元秀君) 次に、日程第4、議第12号令和2年度大和高田市国民健康保険事業特別会計補正予算(第6号)ほか、議第13号から議第14号まで、議第16号、議第18号から議第20号まで及び議第28号から議第29号までの9議案を一括して議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 97 ◯議長(西村元秀君) 質疑もないようですので、本件9議案は民生文教委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 日程第5 議第15号令和2年度大和高田市下水道事業会計補正予算(第3号)について 外 10 件 98 ◯議長(西村元秀君) 次に、日程第5、議第15号令和2年度大和高田市下水道事業会計補正予算(第3号)ほか、議第21号から議第27号まで及び議第31号から議第33号までの11議案を一括して議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。  6番米田昌玄議員。 99 ◯6番(米田昌玄君) 議第24号大和高田市水道事業給水事業条例の一部改正についてお伺いいたします。  高田市の水道料金は近隣市町と比べて高いため、市民の皆様からの苦情が多く、住みよさランキングを下げている原因の1つであります。今回の料金引下げは皆が望むところですが、改正理由で、令和2年度に策定した経営戦略により、給水収益が3.76%減少した場合であっても施設更新をしながら安定的な経営が維持できるため、引下げを行うとあります。  しかし、高田市の水道事業は昭和11年に供用を開始し、85年経過しています。3か所の配水施設やポンプの維持管理、また、市内220キロメートルにも及ぶ管路更新は毎年必要であります。果たして施設更新しながら安定的な経営ができるのでしょうか。 100 ◯議長(西村元秀君) 上下水道部長。 101 ◯上下水道部長(勝本安彦君) 6番米田議員のご質問にお答えいたします。  本市は、これまでに毎年、平均で約4億円の建設改良費を投資して施設更新を行ってまいりました。今回、経営戦略の策定に当たり、将来の水需要、財政収支予測、料金の適正な設定等、コンサルによる外部の専門的な意見も取り入れ、様々な角度から精査を行ってきました。その中で、施設管路への投資額につきましても、アセットマネジメントに基づく100年先を見通した更新需要予測を行った結果、長期的観点から、毎年必要な配水施設等の維持管理、管路更新等に係る投資額を毎年およそ3億円程度に平準化することで、施設更新を行いながら安定的なサービスを継続することが可能と判断いたしました。  近年の管路更新率につきましては、下水道整備などに伴い、効率的に更新を行い、類似団体の平均値と比べても高い数値を出しておりましたが、経営戦略での検討により長期的な見直しを図り、今後も計画的に更新を行ってまいります。  また、配水施設やポンプなどの施設更新につきましても、今後は人口減少に伴う総配水量の減少によるダウンサイジング、施設の共同利用などを検討して、適正規模での更新に努めてまいりたいと考えており、これらを踏まえ、料金改定後におきましても安心・安全な水の供給と安定的な経営を継続してまいります。  以上、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 102 ◯議長(西村元秀君) 6番米田昌玄議員。 103 ◯6番(米田昌玄君) 今回の料金引下げで、給水収益は年間幾ら減少になりますか。 104 ◯議長(西村元秀君) 上下水道部長。 105 ◯上下水道部長(勝本安彦君) 令和元年度決算額によりますと、年間では約5,800万円の減額と見込んでおります。  以上でございます。 106 ◯議長(西村元秀君) 6番米田昌玄議員。 107 ◯6番(米田昌玄君) 水道料金は7年ほど前、県水、吉野川分水の給水原価が下がったときに引き下げられたと思います。これ以外では85年間であまり前例のないことでございます。年間5,800万円減収しても安定経営できるという結論を導き出せたことは、水道事業の経営戦略、100年試算、長期的視野に立って初めて見通せたものであると思います。職員の皆様方の努力に感謝申し上げます。大きく広報していただきたい。よろしくお願いいたします。 108 ◯議長(西村元秀君) ほかに質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 109 ◯議長(西村元秀君) 質疑もないようですので、本件11議案は環境建設委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 日程第6 同第1号監査委員の選任について 110 ◯議長(西村元秀君) 次に、日程第6、同第1号監査委員の選任についてを議題といたします。  市長の説明を求めます。堀内市長。            〔市長(堀内大造君)登壇〕 111 ◯市長(堀内大造君) ただいま上程になりました案件につきまして、ご説明申し上げます。  現監査委員であります田中俊男氏は令和3年5月16日で任期満了となりますが、引き続き同氏を選任いたしたく、地方自治法第196条第1項の規定に基づき、同意を求めるものであります。よろしくお願い申し上げます。 112 ◯議長(西村元秀君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 113 ◯議長(西村元秀君) 質疑もないようですので、本件は委員会付託を省略して審議をいたしたいと存じますが、ご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 114 ◯議長(西村元秀君) ご異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 115 ◯議長(西村元秀君) 討論もないようですので、これより本件を採決いたします。  お諮りいたします。  本件は同意することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 116 ◯議長(西村元秀君) ご異議なしと認めます。よって、本件は同意することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 日程第7 同第2号公平委員会の委員の選任について 117 ◯議長(西村元秀君) 次に、日程第7、同第2号公平委員会の委員の選任についてを議題といたします。  市長の説明を求めます。堀内市長。            〔市長(堀内大造君)登壇〕 118 ◯市長(堀内大造君) ただいま上程になりました案件につきまして、ご説明申し上げます。  現公平委員であります鹿嶋章氏は令和3年5月16日で任期満了となりますが、引き続き同氏を選任いたしたく、地方公務員法第9条の2第2項の規定に基づき、同意を求めるものであります。よろしくお願い申し上げます。 119 ◯議長(西村元秀君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 120 ◯議長(西村元秀君) 質疑もないようですので、本件は委員会付託を省略して審議をいたしたいと存じますが、ご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 121 ◯議長(西村元秀君) ご異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 122 ◯議長(西村元秀君) 討論もないようですので、これより本件を採決いたします。  お諮りいたします。
     本件は同意することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 123 ◯議長(西村元秀君) ご異議なしと認めます。よって、本件は同意することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 日程第8 同第3号教育委員会の委員の任命について 124 ◯議長(西村元秀君) 次に、日程第8、同第3号教育委員会の委員の任命についてを議題といたします。  市長の説明を求めます。堀内市長。            〔市長(堀内大造君)登壇〕 125 ◯市長(堀内大造君) ただいま上程になりました案件につきまして、ご説明申し上げます。  現教育委員であります村井善治氏は、令和3年3月31日付で辞任の申出があり、本人の意志を尊重し、これを承諾させていただくこととなりました。村井氏は、教育委員として4期14年の長きにわたり職務遂行にご貢献いただき、感謝申し上げる次第であります。  その後任といたしまして、西川知惠巳氏を選任いたしたく提案申し上げ、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定に基づき、同意を求めるものであります。  西川氏は、小学校教諭及び校長として長年にわたり教育に携わられ、教育の施策の推進と学力向上に積極的に取り組まれるなど、その豊富な識見と人柄から教育委員として適任であると考えております。よろしくお願い申し上げます。 126 ◯議長(西村元秀君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 127 ◯議長(西村元秀君) 質疑もないようですので、本件は委員会付託を省略して審議をいたしたいと存じますが、ご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 128 ◯議長(西村元秀君) ご異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 129 ◯議長(西村元秀君) 討論もないようですので、これより本件は採決いたします。  お諮りいたします。  本件は同意することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 130 ◯議長(西村元秀君) ご異議なしと認めます。よって、本件は同意することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 日程第9 諮第1号人権擁護委員の推薦について 131 ◯議長(西村元秀君) 次に、日程第9、諮第1号人権擁護委員の推薦についてを議題といたします。  市長の説明を求めます。堀内市長。            〔市長(堀内大造君)登壇〕 132 ◯市長(堀内大造君) ただいま上程になりました案件につきまして、ご説明申し上げます。  現人権擁護委員であります甲村誠子氏は令和3年6月30日で任期満了となりますが、引き続き同氏を推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき意見を求めるものであります。よろしくお願い申し上げます。 133 ◯議長(西村元秀君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 134 ◯議長(西村元秀君) 質疑もないようですので、本件は委員会付託を省略して審議をいたしたいと存じますが、ご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 135 ◯議長(西村元秀君) ご異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 136 ◯議長(西村元秀君) 討論もないようですので、これより本件を採決いたします。  お諮りいたします。  本件は同意することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 137 ◯議長(西村元秀君) ご異議なしと認めます。よって、本件は同意することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 138 ◯議長(西村元秀君) 以上で、本日の日程は終了いたしましたので、これで散会し、明日から3月17日まで休会とし、3月18日に再開いたしたいと存じますが、ご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 139 ◯議長(西村元秀君) ご異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  本日はこれをもって散会いたします。            午後0時38分散会 Copyright © Yamatotakada City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...